子どもとごはんを食べるとき、
何か楽しいしかけはないかと考えていました。
それが大好きなキャラクターでもいいかもしれないけど
子どもは成長していて、ある日突然、
そのキャラクターから卒業していくんだな、ということも
子どもを育てているうちに知りました。
もう少し長く楽しめるかたちに。
おとなも一緒に楽しめるかたちに。
「もう少し食べたら、池が見えるよ。」
「あ、おさかなが◯◯ちゃんのお口に飛び込んできたよ。」
そんな声をかけながら一緒に食べたら
おとなも楽しいかもしれない、と思いながら作りました。
スプーンですくっているときに食べ物が逃げないよう
お皿のかたちを工夫しています。
おとなも子どもも手で持ちやすいよう
ちょっとみみがついています。
磯野梨影
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うちの子が小さいときのアルバムやビデオを見ていると、
たびたび彼女のエプロン姿が登場しています。
ホットケーキを焼いたり、サラダの材料をまぜたり。
画像の中の娘は、はりきったいい顔をしています。

平日はバタバタしている我が家でしたが、休みの日はキッチンで心ゆくまでお手伝い(?)
してもらっていました。
しかし、小さな手に台所道具は大きすぎることが多く、思うように力が入りません。
子どもサイズの道具がほしいなと思って作ってみたのが、この「さかなへら」です。
小さな手でも握って使いやすいように、少しほっそり短めになっています。
すでにうちの子は、おとなのサイズの道具も上手に使えるくらいに成長しましたが、
今は親子関係なくしゃもじとしても使っています。
磯野梨影

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*「さかなへら」の素材について
(作り手の井上さんに解説していただきました。)
木の種類は、3種類。クルミ、カタスギ、シラカバを用意しています。
□ クルミ
主に日本や中国が産地です。
アメリカやヨーロッパではウォルナットがこれに相当します。
木材の中では結構軽く、他の木には見られないような細かい木目が特徴で、
非常に柔らかい肌触りをしています。
使い込むことで深い色味へと変わっていきます。
無塗装の状態では結構白っぽいのですが、
オイルを塗りこむだけでも他も木材に比べて濃い色になりびっくりします。
□ カタスギ
日本や中国が主な産地です。
別名「アズキナシ」と言われています。
『堅杉』なイメージですが、サクラの仲間です。
結構硬いのですが、加工すると表面は綺麗なスベスベになります。
材料としては、芯材と辺材の色が明瞭で、
そのコントラストがとっても綺麗な材料でもあります。
□ シラカバ
やはり日本や中国が主な産地です。
カバにも色々な種類がありますがその中でも色白なものです。
(通常、カバと呼ばれる材料は赤味が強いです。)
今回は白い材料ということであえてシラカバを選択しました。
結構硬いです。
オイルを塗るとやや黄色味が強くなります。

3種類とも日本にある木を素材に選びました。
最近はウォルナットやチェリー等が人気のようですが、
外国の材料はどこか堅いイメージがあります。
子どもが使うならやっぱり優しい方がいい、と柔らか味のある木材にしました。
また、料理をするときに気持ちいいよう、見た目にくどくなく、
使用していくなかで、あまり黒くならない材質を選びました。
★仕上げについて
食品につかう道具なので、無塗装のままで仕上げています。
使い始めやお手入れの時、オリーブオイルなどの食用油を塗っていただくと、
長持ちします。
使い始めは水分を含むと毛羽立ちが生じたりします。
乾燥後に240番程度のサンドペーパーで磨いて頂くと、表面がより滑らかになります。
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10/8よりスタートした「もってくてん」
三軒茶屋、キャロットタワーのエスカレーターをのぼって3階にたどりつくと
どーんと大きなアリさんが、お迎えしてくれます!

ちょうど、一組のお母さんとおじょうさんがみにきてくださっていました。
展示会場へは、靴を脱いであがっていただきます。
ゆったりのんびりくつろぎながらみていただけます。

入口には、おなじみのコド・モノ・コトのオレンジのフラッグが♪

会場は、ふわふわの床で、ところどころに穴があいていて、、、
おしりが、チラリ!
天井からぶらさがった籠に作品紹介が描いてあってとっても楽しい!
このすてきな会場は、石田和人さんのデザインです!

作品は自由にさわっていただけます。
手にとって持って歩いてみたり、

つかまってみたり、、
実際に、使い心地もためせます♪
個々の作品のご紹介は、後日、詳しくお伝えしたいと思います。
ぜひぜひ、実物をみにいらしてください♪
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「もってくてん」
2008年10月8日ー26日
生活工房ギャラリー
(三軒茶屋駅そば・キャロットタワー3階)
(のぐち)
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「もってくてん」のトークセッションが無事終了致しました。
山形大の齋藤学先生をお迎えして「こどもとデザイン」というテーマでした。
齋藤先生の話された、学校でのデザイン教育については
すごく考えさせられました。
デザインとは、表層的な現象ではないのだけれど、
それを理解してもらうのにはやはり時間がかかりそう。
デザインは美術でもあるけれど、技術でも、社会でも、理科でもある。
そんなことをもっといろんな人に知ってほしいですね。
(いその)

齋藤先生が持って来てくださった、
今、学校で使われている美術や技術、図画工作の教科書。

8月、小学生対象に行った連動企画
「はこぶ道具・ワークショップ ープロダクトデザインをはじめよう!ー」
の様子もご紹介しました。

参加デザイナーのプロダクトもひとつひとつコンセプト等を紹介いたしました。
この写真、ニコニコしているのは、その制作過程のアレコレを
暴露されているからです(笑)。
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レセプションにもたくさんの方が訪れてくださいました!!
ケータリングは、古田陽子さんにお願いしました。
なんと、会場のキッチンで焼き上げた作り立てのパンで、
おいしいサンドイッチをつくってくださったり、
取り皿として紙皿ではなくて、小さなバッグを用意してくださっていました♪
「もってくてん」にちなんでのアイデアとのこと、
こどももおとなも楽しく、ふくろにつめて、もちあるきながら頂きました♪
古田さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!
(のぐち)


「もってくてん」
会期:10/8(水)~ 26(日) 9:00-20:00(最終日は17:00まで)
会場:生活工房ギャラリー(三軒茶屋駅そば・キャロットタワー3階)
会期中無休・入場無料
参加者(50音順)
石田和人、磯野梨影、大治将典、小野里奈、佐藤徹、
瀧田聡士、ドリルデザイン、NIIMI、山口諭、ユルリク
主催:世田谷文化情報センター生活工房
企画:コド・モノ・コト(石田和人、磯野梨影、萩原修、ますだたみ )
会場デザイン:石田和人
グラフィック:有山達也
イラスト:坂崎千春

もってくてん【関連イベント】
トークセッション「こどもとデザイン」
10/13(月祝)15:00-17:00
参加者募集中です!
「もってくてん」に参加する10組のプロフィールをご紹介します。

石田和人 (いしだかずひと)
石田和人デザインスタジオ
1967 年川崎生まれ。1993 年東京藝術大学大学院修了。1998 年石田和人デザインスタジオを設立。 インテリアデザインの他、家具や生活用品のデザインを中心に活動。2007 年セルフブランドYOCI を立ち上げ、 人の持つ感性によって自由に変化・発展し、工夫する余地のあるプロダクトを展開中。3児の父。
http://www.kazuhitoishida.com/

磯野梨影 (いそのりえ)
Pear Design Studio
プロダクトデザイナー。武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒業後、ソニーデザインセンター、PSD associates(英)を経て、2000 年よりフリーランスに。小学生の娘を育てる母であり、くらしに心地良いモノづくりを心がけてデザインにとりくむ毎日。
http://pear-ds.com/

大治将典 (おおじまさのり)
Oji & Design
日用品のデザインを中心に活動しています。 1974 年広島生まれ。1997 年広島工業大学環境学部環境デザイン学科卒業。建築設計事務所、グラフィック事務所を経て、1999 年「msg.」(エムエスジー)を設立。2004 年拠点を東京に移し、2007 年「Oji & Design」に社名変更。
http://www.o-ji.jp/

小野里奈 (おのりな)
rinao design
デザイナー。1975 年宮城県仙台市生まれ。建築設計事務所勤務、KONSTFACK(スウェーデン)留学などを経て、東北芸術工科大学修士課程修了。同大学プロダクトデザイン学科助手を勤めたのち、07 年よりフリーに。
http://www.rinao.jp/

佐藤徹 (さとうとおる)
Color
1968 年新潟県生まれ。日本大学芸術学部卒。三菱電機デザイン研究所を経て、現在日本大学芸術学部デザイン学科准教授。2002 年n.o.l. 結成、2008 年Color 参画、グッドデザイン賞受賞、red dot 賞/best of best 受賞。 JIDA 会員・日本デザイン学会会員・2 級建築士。
http://color-81.com/

瀧田聡士 (たきたさとし)
nosonoso
1994 武蔵野美術大学卒業 、1996 東京藝術大学大学院修了 、2005 Bulb Cup、2006 はさまくら、2007 長女誕生
http://www.nosonoso.jp/

DRILL DESIGN (ドリルデザイン)
林裕輔 / 安西葉子 によるデザインスタジオ。
ともに大学卒業後にデザインを学び、2000 年に DRILL DESIGN 設立。プロダクトデザインを中心として、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、空間演出までトータルなデザインワークを行う。
http://www.drill-design.com/

NIIMI (ニイミ)
無理のないもの作りを目指して、新見祐紀と新見拓也で活動開始。ミラノサローネサテリテ出展、第8 回シヤチハタニュープロダクトデザインコンペティション 入賞、富山プロダクトデザインコンペティション2007 入選、MUJI AWARD 02金賞など。現在、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 非常勤講師。
http://www.niimidesignoffice.com/

山口諭 (やまぐちさとし)
as products
1997 年 有限会社アズプロダクツ設立。
「シンプルでわかりやすく楽しいもの」をテーマに日用品などのモノづくりやデザインをしています。
http://www.asproducts.com/

ユルリク
オオネダキヌエとバナナオによるクリエイティブ・ユニット。 2005 年より、活動開始。 暮らしの中で見つけた「小さなユーモア」をテーマに、 " ワクワク" しながら、作品を発表中。
http://www.yuruliku.com/