4月30日快晴。まるで夏がもうやってきたようなあつい一日。
「エホン・ミホン・テホン展」の搬入後、夕方より、会期前日のプレイベント・ギャラリートーク(出展者からのエホンの説明)/オープニングパーティーを開きました!

会場デザインは、andesignさん。まるで学校の教室のような空間がうまれました!1冊づつエホンがのっているのは、学校椅子です。エホンを手にとったら、その椅子にこしかけて、どうぞゆっくりとお楽しみください。
写真の赤ちゃんが主役のおはなしのエホンもありますヨ!

ギャラリートークでは、14組それぞれのデザインコンセプトを話しました。
デザイナーの想い、コンセプトは、そのまま読み手に伝わることもあれば、まったく違う広がりが生まれることもあります。一旦、作り手の手を離れたら、読み手の受け取り方、捉え方、感じ方は自由だと思いますが、でも一冊のエホンがどのようなコトを考えられて作られたか、というのを知るのもまた楽しく興味深いことでもあります。そのようなエホンのできるまでのエピソードや作り手のコンセプトなどにも興味を持って頂いた方は、会場には常に参加者が数人おりますので、ぜひお声おかけください!

セトキョウコさんによるおいしいケータリングのオープニングパーティー。会場は大盛況で、つぎからつぎへとあっと言う間に無くなっていくので写真がほとんど撮れませんでした。これだけは撮っておかなくては!とおさえた、遊び心たっぷりのデザート「シュウ」クリーム。さて、このめがねの顔は誰でしょうーー?!ヒント:コド・モノ・コトの「シュウ」のつく人です。

乾杯をしているおとな達の間をするするするーっとくぐって、彼が一目散に向かったのは、Nu Amu Misin ?さんの大きな布のえほん!今回の展示タイトル「エホン・ミホン・テホン」は、
<エ>本は、
<ミ>る=視覚から伝わること
<テ>でさわる=触覚(触感)から伝わること
を考えてつけました。
まさに、彼は、この布のエホンの<テ>から伝わることをたっぷりと楽しんでくれている様子でした!
他13組の紙のエホンも、紙選び、大きさ選び、構造、視覚的表現、触覚的なアプローチ、その他、読んだ後の行動の広がりのような想定をしているエホンもあったり、さまざまです。
ぜひ、<ミ>て<テ>でさわって、お楽しみくださいーー!!!
本日、5月1日より5月5日まで開催中です!
ぜひぜひ遊びにいらしてください!!
「エホン・ミホン・テホン展」
2008年5月1日ー5日
吉祥寺モノギャラリー
(のぐち)
「エホン・ミホン・テホン展」がまもなく始まります!
今日は、展覧会が開かれるまでのお話を少ししたいと思います。
「エホン・ミホン・テホン展」をするにあたって、
昨年の秋頃から、いろんな話し合いを持ちました。
絵本といえば、この人!と、
企画に8plusの芳賀八恵さんをむかえて、
「絵本」の展覧会を行なうことになったのでした。
さて今年の展覧会を絵本にしよう!と言ったのは
デザインディレクター萩原修さんです。
修さんは、「コドモのどうぐばこ」という著作の本の中で
コドモの道具のひとつとして、絵本をあげています。
本の中に絵本について書くにあたって、あらためて絵本のことを考えたら
まだまだ自分自身がわかっていないと思ったからだそうです。
ということで、コド・モノ・コトにとっても、
絵本とはこうあるべき! のような一方通行の展覧会ではなく、
企画側、参加クリエーター、観にきてくださった方々が
それぞれが、「絵本」と「デザイン」にむきあう、考える、
一つのささやかな<きっかけ>になれば
いいのかなあ、と思っています。
+ + +
今回の参加者14組中13組が、コド・モノ・コトの展覧会に初参加のみなさん。
芳賀さんをはじめ、絵本作家としてすでに活躍中の方もいらっしゃいます。
グラフィックデザイナー、エディトリアル、ブックデザインで活躍中の方もいらっしゃいます。
活版印刷で作品を発表されている方もいらっしゃいます。
グラフィックも含めモノのデザインをしている方もいます。
建築家の方もいます。
テレビのセットのデザインなど空間を手がける方達もいます。
「科学」を伝える手段として「デザイン」を行なっている方もいます。
この展覧会から活動開始という新ユニットを組んだ方達が二組もいます。
そんなさまざまな活動をされているみなさんと
新年明けてから、何度かミーティングをしました。
その様子を少しご紹介します。
<1月のミーティング>

ほとんどが初めましての状態で少し緊張しながらも
自分の大切な絵本を一冊持ち寄り、話しあいをしました。

緊張の?ミーティングのあとは、コド・モノ・コトの新年会に突入。
カルタ大会で盛り上がりました。
<3月のミーティング>

またまた、初めましての方達もいて、
コド・モノ・コトのアトリエの横の居間にぎゅうぎゅうになって
話し合いました。

こんなことを考えています、という風に、具体的な案も出始めました。
<4月のミーティング>

いよいよ、あと一ヶ月、みんな進行状況を伝えあったり、
会場構成などについて話し合いました。
※写真のお二人が大笑いなのは、内緒の訳があります(笑)。

うーのアレックスさんのノートを横からのぞきました!
わおーいっぱい面白そうなアイデアが!!
+ + +
今回のグラフィック、会場デザインを受けてくださったのは、andesignさん。
箔押しのとってもすてきなDMは、もうご覧になりましたでしょうか?
そして、14組のエホンをゆっくりと楽しんでいただける空間を
用意してくださいますのでお楽しみに!
コド・モノ・コトのワークショップチームが企画している
青空のもとでの公園イベントには、
ミリメーターさんのつくった「ひらひらハウス」が出現するらしいです。
ひらひらハウス?!さてさてどんなのでしょうね!!?
こちらもお楽しみに!
近くの武蔵野市立吉祥寺美術館でもちょうど
五味太郎さんの「絵本の時間」という展覧会が同時期に行なわれるようです。
なので、、、?!
GWは吉祥寺でエホン!!! ということで、ぜひぜひ遊びにきてくださいーー!
たくさんの方のおこしを心よりお待ちしております!!!
(のぐち)
エホン・ミホン・テホン展に参加予定の
14組のクリエーターをご紹介します。
プロフィール+展示に向けてのコメント
と、これまでの各自の作品(仕事)を一点ご紹介いたします。
(*写真右=作品についての説明)
◎参加クリエーター

andesign
「andesign」とは「and」と「design」を重ねた造語です。
andesignは、グラフィックデザインと空間デザインを
横断的にディレクションしています。
「and」でつながる全ての「ヒト・モノ・コト」のために。
www.andesign.co.jp
andeisgnの「チーム・えほん」がお届けする絵本は、
andで繋がる可能性を最大限に活かして、
ちょっと面白くて触り心地が良く、ほんわか幸せになれるような、
コミュニケーションツールを制作したいと思っています。
*写真右:address tray/アドレストレイ:ペントレイにもなるアドレス帳

いしぐろゆうこ
イラストレーター
武蔵野美術大学卒。
建築設計、カタログ編集等の仕事をしながらイラストを続けてきました。
見た人が「ほっ」とできる絵を描いていきたいです。
http://www.geocities.jp/ehonn_goma/
「なんでもない日常」を絵本にしてみました。
絵本の頁をめくるように、ゆっくりと日常を味わっていきたいです。
*写真右:パルシステム「お米の本」掲載イラスト

うー
アレックス・ソンダレッガー/so+baアートディレクター
こばやしみき/コド・モノ・コト ワークショップ係
www.so-ba.cc
スイスと日本のびっくりユニット。
1999年にびっくりワーク開始!
旅先でも、日々の暮らしでも、びっくりをあつめて楽しんでいます。
「絵本をつくりたい」いつもそう考えていました。
ちいさな人にも、おおきな人にも、わくわくした発見のある本。
そんな本をつくるのが夢です。
*写真右:DR Dynamite Rabbit is an ongoing silk-screen limited edition t-shirt project. All the visuals are shapes and designs found while traveling and build together a tool kit for various unique color full new over-print combinations and messages.

岡村志満子 (おかむらしまこ)
グラフィックデザイナー+イラストレーター
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
広告制作会社を経て04年よりフリーランス。
かたわら絵本制作。2007年スイスでデビュー。
www.geocities.jp/shimako_okamura/
ちょっとくすぐるだけ、です。
大笑いはつくれないので、にんまり。
触れられた感触がいつまでも残る。
そうだったらいいいな。
*写真右:「UNDER GROUND」2007年 La Joie de lire(スイス)より出版

オチコチ アパートメント
水野佳史/アートディレクター
長野県生まれ、日大芸術学部卒。
アレフ・ゼロ、廣村デザイン事務所を経て
'03年「水野図案室」設立。
'08年春より「オチコチ アパートメント」活動開始。
伊東幸子/アートディレクター
女子美術短期大学、桑沢デザイン研究所卒。
廣村デザイン事務所を経てフリーランスに。
「オチコチ アパートメント」としての最初の挑戦。
閉じた時に何かが残る絵本が作れたらと思います。

柏木江里子 (かしわぎえりこ)
グラフィックデザイナー
本のデザイン、テキスタイルなどのグラフィック
デザイン、布や紙の素材で四季を感じる暮らしの
和小物を「柏」で制作。
自分のなかにあるコドモとオトナを見つめながら
絵本という形のなかを探ってみたいと思います。
*写真右:2008.11.23-12.6「文箱に入った十二の贈り物展」
於ギャラリーモーネンスコンピス 9月の文箱(ぽち袋5種)

SunREOR (サンレオール)
竹村真由子/デザイナー
信州大学&NY Pratt Institute卒。
生物学とグラフィックデザインを勉強し、
自身で科学誌『LOUPE』を発行している。
身近なことから不思議を見つけるのが好き。
www.sunreor.com
子供たちの知的好奇心をくすぐりたいです。
*写真右:LOUPE vol.1 〜花粉〜

Nu Amu Misin ? (ヌウアムミシン?)
ミシンアートユニット
岩崎一博(課長役)
ユイヨシコ(社長役)
ナゴカオル(社員役)
東京芸術大学デザイン科卒業。
1998年にユイヨシコと岩崎一博で
「縫って、編んで、ミシンをかけるユニット」
Nu Amu Misin ?(ヌウアムミシン?)を結成。
その後、ナゴカオルが参加し、現在3人で活動中。
www.nu-amu-misin.com
何が出来るか?自分たちも楽しみです。
*写真右:「Mr.J」

のぐちようこ
デザイナー
武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒。
企業にて文具・雑貨の企画デザイン、web制作を経て、'04年フリーに。
こどももおとなもわくわくするモノを作りたいです。
www.yo-happy.com
いつか絵本をつくってみたいなあと思っていました。
だれかといっしょにページをめくっていくと
より楽しく面白くなるような絵本をつくってみたいです。
*写真右:こどももおとなもかぶれる「ひげ+コック帽」

芳賀八恵 (はがやえ)
絵本作家・デザイナー
1975年生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。
個人出版社 8plus 主宰。
小さなレーベルならではのこだわりを持った本づくりを目指しています。
www.welcome-8plus.com
絵本の魅力に取り憑かれて○×年。
いつかは極めたい絵本道。地道に精進の日々です。
絵本の表現の可能性を感じるようなものを
つくっていきたいと思っています。
*写真右:8plusの出版物

藤川孝之 (ふじかわたかゆき)
画家・イラストレーター
金沢美術工芸大学油絵科卒。現在はインクや鉛筆、
水彩絵の具を使って紙に絵を描いています。
www.tfujikawa.jp
線の持つ抽象性とその表現の幅を探求し、
活版印刷による絵本にまとめあげられればと考えています。

松下計 (まつしたけい)
アートディレクター・グラフィックデザイナー
1987年東京藝術大学大学院修了後、
松下計デザイン室設立
視覚的な情報に「質」を携える事全般に関わっています。
大きなことから小さなことまで
数より質的勝利を目指して奮闘中。
自分の好みが世界を代表しているとどうしても思えないタチのようで
自分が楽しい事をやろうと決めても
最後はどうしても「誰のために?」と考えてしまいます。
今回は誰のためにしますかね。

ミリメーター
宮口明子・笠置秀紀/建築家
ミクロな視点と横断的な戦術で
都市を内側からデザインするプロジェクトを実践している。
www.mi-ri.com
小さな大人のための絵本を考えます。
*写真右:MADRIX

LUFTKATZE (ルフトカッツェ)
平川珠希/アートディレクター・デザイナー
デザイン事務所を経て2006年フリーに。
2007年LUFTKATZE(ルフトカッツェ)立ち上げ。
活版印刷を使ってのステーショナリーなどを作り、
ワークショップやイベントで技術を伝える活動もしています。
www.luftkatze.com
好きな絵本は大人になっても思い出すことがあり、
暖かい雰囲気を作れる不思議なアイテム。
色と季節を子どもが感じられる絵本を出品します。
製作参加:
内田由紀子/製本家
ヤマモトアツシ/編集ディレクター
*写真右:木活字と鉛活字を使ったFragenポスター
◎企画

萩原修 (はぎわらしゅう)
デザインプロデューサー
1961年東京生まれ。武蔵野美術大学卒業。
書籍、日用品、店、展覧会など企画、プロデュース。
スミレアオイハウス住人。つくし文具店店主。
www.tsu-ku-shi.net
今回の展覧会を通じて
絵本の可能性がひろがることを希望します。
◎イベント

ますだたみ
コド・モノ・コト・ジムキョク/ワークショップ係
女子美術短期大学、桑沢デザイン研究所卒。
木製玩具輸入代理店勤務経験を経て
2005年5月5日にコド・モノ・コトを始めました。
www.codomonocoto.jp

しまむらみさと
グラフィックデザイナー/ワークショップ係
桑沢デザイン研究所デザイン専攻科ビジュアルデザインコース卒業。
デザイン事務所を経て、2004年、夫婦でデザインスタジオ「studio nines」設立。
現在はグラフィックデザイナーとして活動しながら様々な子供の造形活動に参加。
季節の移り変わりを感じながら、丁寧に「生活すること」を心がけています。
2日目は、あいにく午後から雨模様になってしまったのですが、
まだ曇りだった間は、元気よくお庭やデッキで楽しく遊びました。

「こぐ」では、遊び係りのおねえさんが、いろんな遊びを用意しています。
そこに、お父さんも参加してくださることが多く、
それはそれは激しくミニミニサッカー大会のようになったりもしました。
また、立ち寄ってくださったプロダクトデザイナーさんが、
大小の人口芝生をまあるく切ったものをお土産に持って来てくださいました。
みんなそれはそれは大喜び!!
ばらばらに置いて、ぴょーんぴょーんととんでみたり、
いっぱい集めて、その上でおにぎりをほおばったりする子もいましたよ♪




(のぐち)