倉敷帆布製品の布地の風合いに魅せられたことが、
ピクニックラグを作るきっかけになりました。
こんなやさしい素材は素肌で感じたいなぁ。
こどもたちも心地よい素材が好きだから身の回りで使えるものがあったらいいな。
帆布の特性は丈夫さ・・・ってことは、どんどん洗えるものにしよう!
そんなことを考えてつくった防水加工をほどこさない一枚の布は
いろんな場面で活躍してくれます。
室内の床にしいてこどもの遊びスペースにしたり、
ベランダや屋外でピクニックしたり。
(少々の湿気なら表面まで染みてこないですが防水じゃないのでご注意くださいね)
室内のパーティション代わりにもなったり。
洗うと縦方向が10%くらい縮みますがそこに、
この布地がしんなりやわらかな質感になっていく秘密があります。
この帆布生地を織る「シャトル織機」は今では貴重な古い織機で
横糸を通す部品に木製の「ヒ」という部品を使います。
鉄でできた機械に木製部品が共存していることで、
絶妙なゆるみをもった1枚の布に織りあがるのです。
最初はピンっと張った状態の生地ですが
使っていくうちに交差した糸と糸の間にふんわりと隙間ができて
しんなりやわらかな触感になるのですね。
使い込むほどやわらかになる質感の変化を
こどもたちの成長と共に楽しんで使っていただけたらうれしいです。
増田多未
