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May.

05

[ のぐちようこ ]

つながるモビール・とりとりことり

「つながるモビール・とりとりことり」は、「かみみの」という、伝統ある紙の産地「美濃」のメーカー5社と女性デザイナー5組が現代の暮らしに活かす紙と道具として発表致しました。
この5組のデザイナーの中には、磯野梨影さん、小野里奈さん、2008年のエホン展に参加してくださった柏木江里子さんもいらっしゃって、プロデューサーは萩原修さんという、コド・モノ・コトにも関わっている方がいっぱいのプロジェクトなのです。

手透きの美濃和紙がすばらしいのはもちろんのことですが、さまざまな技術の発展から、私達の生活の中で和紙とは気づかずに使われていることが多くあることを知りました。(例えば、掃除機の中の紙パックなど!)
そのような美濃和紙を製造しているメーカーのモルザとともに粟辻デザインのお二人を中心に、あらたに「かみみの」の紙ができました。(*紙についてはぜひこちらをご覧ください。)

わたしは、株式会社シイングといっしょに、こどもといっしょの空間でつかうもの、手から手に贈る・届けていただくささやかなギフトをコンセプトにいくつかのアイテムを考えました。

「かみみの」の紙の中のひとつ「ふかふか」という厚手の紙は、ブラインド用に開発された紙がベースになっています。暮らしの中でインテリアとして丈夫で長く使うことを想定して開発された紙。その「ふかふか」にて、同じく部屋の空間の中で、天井や壁で、ゆらりゆらりとゆれるモビールを作ることにしました。

名前は「つながるモビール・とりとりことり」。ひとつひとつは、単体でオーナメントになっていて、つなぎ方をかえることができ、また、違う色との組み合わせも可能、いくつもつなげていくことができます。

「ふかふか」の紙は、はじめて触った時に「わあ~」とちいさな感動がありました。名前の通り、ふかふかなのです。その感触をみなさんにも手から感じていただけたらと、全部つなげた状態にはなっていません。ちょっと手を加えて完成させて使っていただきたいと思います。

そして、組み合わせも自由にしてください。
「とりとりことり」(大・大・小)なのか、「とりことりとり」(大・小・大)なのか、「とりことりとり」(小・大・大)、自分たちで決めた順番は、つい「とりことりとり」などと口にしてしまうのではないでしょうか♪ことばのリズムもいっしょに楽しんでもらえたらと思います。

アイテムのページの写真は、友人のおうちに遊びに行った時に撮らせてもらいました。
ぷくぷくちゃんのとびきりの笑顔に出会えてうれしくなりました!
(ここにある写真は、そのぷくぷくちゃんと「とりとりことり」の初めましての場面。)

そうそう、展示会にて購入してくださった面識のない方からもお友達にプレゼントをして「とりことりとり」の順番で飾りましたよ。と写真を送ってきてくださった方がいました。
まさに「手から手に贈る・届けていただくささやかなギフト」にしてくださって感激しました。

よく、どんなおうちでどんなふうに使っていただいているのかなあーとよく考えます。
よかったらこっそり!?おしえてくださいねー:)

最後に、なんだかわたしは、どこのプロジェクトに参加しても根っこには「コド・モノ・コト」があるような気がします。
小さな子が手に触れた時にわあーって笑ってくれたりなにかひらめいてくれたりする場面にあえるととてもうれしいですし、おかあさんやおとうさんも(おばあちゃんもおじいちゃんも)いっしょに愛着をもっていただけたらうれしいですし、また「あの子が喜ぶかなあ」と贈りモノに選んでくださる方のあたたかい気持ちとともに手渡していただくのもとてもうれしいです。
これからもていねいにデザイン・ものづくりをしていきたいなあと心がけています。

のぐちようこ

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